学費のご案内
啓明館高等学院は、未来を創造する「異才」たちが、経済的な不安なく学び、成長できる環境を提供することを目指しています。本学院は、学校法人代々木学園(代々木高等学校)と連携した通信制サポート校であるため、高等学校卒業資格を取得しながら、啓明館高等学院独自の革新的な教育プログラムを受けることができます。
ここでは、啓明館高等学院の学費体系についてご案内いたします。
1. 啓明館高等学院の学費体系の基本方針
啓明館高等学院の学費は、以下の点を重視して設定されています。
- 革新的な教育プログラムの提供: 丹波市でのアプレンティスシップ(実地研修)、テクノロジーと伝統知の融合探究、マイクロ起業実践といった独自プログラムを提供するための費用。
- 地域貢献と持続可能性: 丹波市の活性化と若者の定住・起業促進に貢献するための設備投資や人件費。
- 学費の透明性と適正性: 生徒や保護者の皆様にとって納得感のある、明確な料金体系。
- 経済的負担の軽減: 国の高等学校等就学支援金制度や、その他の支援システムを活用し、学費負担の緩和を目指します。
2. 年間学費について
啓明館高等学院の学費は、大きく分けて**「代々木高校への支払い費用」と「啓明館高等学院サポート費用」**の2つの要素から構成されます。
2.1. 代々木高校 学費(年額)※2025年度
啓明館高等学院は、代々木高等学校と提携しているため、同校の通信制課程に在籍することになります。代々木高等学校の学費は以下の通りです。(※奨学金・就学支援金などを利用しない場合の目安です。)
項目 | 初年度(1年生) | 2年次以降(2・3年生) | 備考 |
---|---|---|---|
入学金 | 10,000円 | – | 初年度のみ |
授業料 | 264,000円 | 264,000円 | 年間30単位を上限とします。 |
教科書代 | 12,000円 | 12,000円 | |
登録手数料 | 3,000円 | – | 初年度のみ |
諸経費 | 3,000円 | 3,000円 | 毎年度 |
メディア視聴費用 | 7,000円 | 5,500円 | |
スクーリング会場運営費 | 20,000円 | 20,000円 | |
合計 | 319,000円 | 304,500円 |
2.2. 啓明館高等学院 サポート費用(年額)※2025年度
啓明館高等学院が提供する独自の探究プログラム、地域連携、個別サポート、施設利用にかかる費用です。
項目 | 初年度(1年生) | 2年次以降(2・3年生) | 備考 |
---|---|---|---|
啓明館サポート費 | 380,000円 | 350,000円 | 独自の教育プログラム(アプレンティスシップ、テクノロジー×伝統知の融合探究、マイクロ起業実践)、少人数制教育、個別サポート、教職員人件費・研修費等に充当されます。 |
施設設備費 | 80,000円 | 50,000円 | メインキャンパス、丹波市全域に広がるサテライトキャンパスの整備・維持管理費用。デジタルファブリケーションラボ、バイオラボ、スマートアグリフィールドなどの専門設備投資も含まれます。 |
教材費 | 30,000円 | 20,000円 | プログラムで必要となる専門書籍、オンライン学習プラットフォーム利用料、プロジェクト実施に必要な材料費、フィールドワーク交通費など。 |
合計 | 490,000円 | 420,000円 |
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2.3. 年間合計学費(目安)
上記を合計した、啓明館高等学院の年間学費の目安は以下の通りです。
項目 | 初年度(1年生) | 2年次以降(2・3年生) |
---|---|---|
合計学費 | 798,000円 | 678,000円 |
3年間合計 | – | 2,154,000円 |
※上記は、奨学金や就学支援金などを適用しない場合の目安金額です。実際の負担額は、ご家庭の所得状況や利用する制度によって変動します。
3. 学費の支払い時期
学費の支払い時期については、詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。原則として、年度初めに一括で、または複数回に分けてお支払いいただく形となります。なお、提携先である代々木高等学校の学費は、年度初めに一括での納付が必要となっております。
4. 経済的負担の軽減について
啓明館高等学院では、経済的な理由で学びを諦めることがないよう、様々な支援制度の活用を推奨しています。
- 高等学校等就学支援金制度: 国の制度である「高等学校等就学支援金」の対象となる予定です。ご家庭の所得に応じて、高等学校の授業料が支援される制度であり、返済不要です。
- 啓明館高等学院 独自の特待生制度:啓明館高等学院では、本学院の理念に共鳴し、未来を創造する「異才」を育成するため、独自の特待生制度を設けています。
1.A種特待生(学力・スポーツ特待)
対象: 優れた学力に加え、スポーツ分野において顕著な実績や高い潜在能力を持つ生徒。
優遇内容: 啓明館高等学院のサポート費を全額免除、または大幅免除。
選考基準: 入学選考に加え、学力試験(またはそれに準ずる評価)、スポーツ分野における実績や技能、将来性などを総合的に評価します。
2.B種特待生(探究・創造特待)
対象: 特定の分野(科学、芸術、IT、社会課題解決など)において卓越した探究心や創造性、実績を持つ生徒。または、起業家精神や地域貢献への強い意欲を持つ生徒。
優遇内容: 啓明館高等学院のサポート費の一部を免除。
選考基準: これまでの探究活動やプロジェクト実績、面接、小論文などを通じて、その独自性、深さ、社会への貢献可能性などを評価します。
3.C種特待生(地域共生・緊急支援特待) ※1
対象: 経済的に特に困難な状況にあり、学習機会の確保が難しいと判断される生徒(例:ひとり親家庭、経済的ネグレクトや虐待の経験を持つ生徒、またはそれに準ずる状況にある生徒など)。啓明館高等学院で学ぶことで、その状況を乗り越え、将来を切り拓く強い意志を持つ生徒。
優遇内容: 代々木高等学校への学費、および啓明館高等学院のサポート費を含む、年間学費の全額を免除。経済的負担を気にすることなく、学びと成長に専念できる環境を提供します。
選考基準: 提出書類、面接などを通じて、経済状況の困難度合い、学習意欲、啓明館高等学院の教育理念への共鳴度、将来への展望などを総合的に判断します。詳細な申請方法については個別にご相談ください。
※特待生制度の具体的な免除額、選考方法、募集人数、応募期間などの詳細については、別途定める募集要項をご確認ください。
※1原則として中学校、児童相談所、フリースクール、医療機関等からの紹介または推薦が必要です。個別の事情や状況に応じて柔軟に対応いたしますので、まずはご相談ください。 - その他、各種奨学金制度: 各地方自治体や民間団体が実施している奨学金制度についても、情報提供や申請サポートを行います。
これらの制度を活用することで、上記年間学費の実際の負担額を軽減できる可能性があります。詳細については、個別にご相談ください。
5. 学費に関するお問い合わせ
学費に関するご不明な点や、ご家庭の状況に応じたご相談は、下記までお気軽にお問い合わせください。
[お問い合わせフォームへのリンク] 電話番号:XXX-XXXX-XXXX メールアドレス:info@keimeikan.jp